SCHWALBEが満を持して投入する新型チューブレスタイヤ、入荷しました!
シマノがWH-7801-SLという初代ロードチューブレスホイールを販売し始めて早十数年。乗り心地とグリップの良さを売り文句にデビューしましたがタイヤの着脱のしにくさやエア漏れ等のトラブルが散見されなかなか普及しなかったチューブレスシステム。
(私も学生時代WH-6700にFusion3の組み合わせで使っていましたがタイヤの装着に難儀しました…)
今となっては、購入したバイクに標準でチューブレスタイヤが組み付けられている。というのも一般的になってきました。
昨今は25mmですら細めのタイヤに分類されてしまうほど、タイヤが太くなってきています。
その為かつて主流だった23mmの物と比べ空気圧が下がることで、エア漏れしにくくなり、タイヤ幅に合わせリム幅も広がることで着け外しが容易となった。…というところが大きな理由でしょう。
脱着が容易でクリンチャーと比べ明らかに乗り心地が向上するチューブレスは今後もどんどん広まっていくと思われます。
・・・と、前置きはこの辺にして入荷してきたタイヤをご紹介いたします。
今年の春に販売が開始されたSCHWALBEの最新モデルがこのONEシリーズになります。
ラインナップとしてはフラッグシップとなるPRO ONE、レース向けの軽量モデルPRO ONE TT、セカンドグレードのONEの3種類。
このタイヤの特徴は何よりも着脱のしやすさ。タイヤメーカーによってはビードが外れることを嫌ってキツめに設計しているところもありますがSCHWALBEはETRTOの規格に沿っており、尚且つ各社のホイールとの篏合テストも行っているということもあり、非常にスムーズに着脱が可能です。
早速お客様からご注文をいただき、MAVICのKSYRIUM PRO USTにPRO ONEを組み付けましたが、まるでクリンチャータイヤのようにあっさりと装着出来ました。
ちなみにこのタイヤ、チューブラータイヤのようなしなやかな乗り心地を実現しているのだとか。
(ちなみにSCHWALBEはチューブレスに注力するため、チューブラータイヤの製造をやめてしまいました。チューブラー派の私としてはちょっと残念…)
SCHWALBEのチューブレスタイヤは所謂チューブレスレディーですのでご使用の際にはシーラントを注入する必要がございますのでご注意ください。
というわけでSCHWALBEの最新モデル。タイヤ交換の際のアップグレードにいかがでしょうか?
取り付けのご依頼、お待ちしております。
ノースバイシクル北海道 (スタッフ木村)