今年の春に購入し、シーズンを通して使ってみたシマノのフラッグシップシューズ【SH-RC902】
今回はこちらをご紹介いたします。
購入したのはブルー。42サイズ。
かつてはSH-R320/SH-R321と当時のフラッグシップシューズを使用し、今でもMTBや通勤用のシューズにはシマノを愛用しているほど足に馴染んでいるシマノシューズ。
ここ数年はGIROばかり履いていたので、久しぶりのシマノロードシューズでしたがRC9シリーズになってからも、RC900/RC901と細かな進化を続けてきたモデルだけあって素晴らしいシューズです。
シマノの新型フラッグシップシューズ 『SH-RC902』入荷しております!
RC901と比べBOAダイアルやヒールカップ等、様々なところがアップデートされています。それに合わせシマノの旧モデルシューズもお値下げして販売しておりますので、この機会に是非ご購入ください!(スタッフ木村) pic.twitter.com/H1sfXZJYRa
— ノースバイシクル北海道 (@northbicyclehkd) September 7, 2020
過去にも何度か掲載してきた通り、BOAのクロージングシステムは細いワイヤーを締めこむ構造の為、非常に細かなフィット感の調整が可能です。
また各社ハイエンドシューズに採用されることの多いIP1,Li2ダイヤルは締めこむだけでなく、緩める方向にも細かく調整できます。
下位グレードのシューズに搭載されるBOAダイヤルは多くがL6というダイヤルで、緩める方向に回すと一気にワイヤーが解放されてしまいます。
走行中に緩めたり締めたり…という調整ができるのはRC9に搭載されているLi2ダイヤル故のメリットです。
このモデルの特徴的なポイントであるサラウンドラップアッパー構造。足の甲、小指側のアッパーを内側に巻き込み、親指側のアッパーが覆いかぶさり足全体を包みこむという構造は前作から踏襲しています。
前作までは大型のヒールカップが土踏まずまでカバーするような構造でしたが、RC902ではアッパーがそのまま土踏まずまでグルっと周り込み、カバーしています。
これにより足の裏側から柔らかく包み込まれるような履き心地に仕上がっています。
とはいえ構造が変わっても、中空カーボンアウターソールは相変わらずの剛性感。嫌な柔らかさはありません。
撓みのない踏み心地はハイエンドシューズならでは。
税込46,200円という価格設定に少し高いかな?と思われる方も多いかと思います。
しかしながら他社のフラッグシップシューズも最近では5万円前後に設定されることが多く、むしろ安価な価格設定になっています。(Fizikはフラッグシップモデルで5万8千円、GIROは約5万5千円)
今なら、41,42,43サイズが店頭在庫としてございますので気になる方は是非一度ご試着ください!
勿論RC9だけでなく他のグレードも在庫しております。
またSH-RC902のテクノロジーを落とし込んだミドル~エントリーモデルのSH-RC702やSH-RC502も来春に向けて順次入荷予定となっております。
シューズ買い替えの際は是非そちらも合わせてご検討ください。
ノースバイシクル北海道 (スタッフ木村)