前回に引き続き新型アルテグラホイールのインプレッションをお届けいたします。
深い雪に覆われる北の大地…この時期に自転車に乗るならやはり日高しかない!
というわけで友人達を引き連れWH-R8170-C36-TLのシェイクダウンライドに行ってまいりました。
ちなみに天候は良いものの、気温1度・風速3~4m/sというコンディションでなかなかの寒さでした…
新型ULTEGRAホイールは11速コンポーネントにも対応しているので、今回は機械式11速ULTEGRAが搭載されたTCRでライド!
見ての通りホイールは自己主張しないデザインとなっており、どんなグラフィックのバイクにもマッチします。
使用したタイヤはVITTORIA CORSAクリンチャーの25mm。
前後80psiまで加圧しましたが、ワイドリムということもあり実測は27mm強でした。
アップダウンもあるコースですので立ち漕ぎでトルクをかけたり、コーナーで車体を倒しこんだりしてみましたが、廉価なカーボンホイールにありがちな「加速感の悪さ」や「ホイールのヨレ」を感じない、シャープな乗り味でした。
独自のD2リム×ローハイトということもあり横風に強く、時折強く吹く海風にもハンドルを取られることはありませんでした。
しなやかさな乗り味とリムの軽さはロングライド等でも威力を発揮するでしょう。
ファストラン等C50の方が良い場面もありますが、一般のライダーにはC36の方が扱いやすいと思います。
また価格と軽さのバランスを考えるとシクロクロスでの使用もいいかもしれません。
ここまでバランスが良いホイールをこの価格で出すなんて…流石シマノ!
というのが正直な感想。
DURA-ACEになれば、かかりの良さや軽さがブラッシュアップされるのでしょうが、ULTEGRAも何ら不満のない優等生ホイールでした。
今後C50/C60などのハイト違いに乗るのが楽しみです。
帰り際には元シマノレーシング小橋勇利君のご両親が営んでいる【勇輪】さんでランチ。
相変わらず美味しかったです(∩´∀`)∩
O君、N君、また走りに行きましょうねー
寒い中でも日高の馬たちは元気に走り回ってました。
昨年から趣味で乗馬を始めたので今年は自転車に乗る以外の理由でも日高に来ることが増えそう…( ˘ω˘)
来月はまた違うホイールのレビューをお送りしますので、次回もお楽しみに!
※本レビューはシマノホイールアンバサダーとしてシマノセールス株式会社よりホイールの貸与を受け行っております。