既に各メディアで取り上げられておりますが、シマノのミドルグレードコンポ”105”がモデルチェンジいたしました!
皆様も待ち望んでいたであろう新型105は油圧ディスクブレーキ×電動変速オンリーの仕様となっております。
特徴的なポイントとしてはカセットスプロケットにローギア36T仕様のCS-HG710-12がラインナップされている事。
フロントギアを52-36T、リアを11-36Tとすることでインナー×ローギアレシオ1.0を実現。
下り坂や平坦でのトップスピードは52Tで維持しつつ、どんなところでも登れるギアレシオ1.0というワイドレンジな組み合わせは初心者はもちろんある程度乗り込んでいらっしゃる方でも使いやすいギアに仕上がっていると思います。
52Tなんて踏めないよ!なんて方でも使いやすい50-34Tもラインナップされていますので50-34T×11-36Tでギアレシオ1未満なんていう超山岳仕様にもすることができます。
注意事項としては105のリアディレーラー”RD-7150″は対応最小ローギアが34Tとなっているため、デュラエースやアルテグラでラインナップされている11-30Tは使用出来ません。
また、フロントディレーラー”FD-7150”も対応最大チェーンリングは52Tとなっており、デュラエースにラインナップされている54-40Tのクランクは使用できません。
R9270 DURA-ACE , R8170 ULTEGRAシリーズと同じようにR7170 105でもブレーキキャリパーのパッドクリアランスが旧モデルと比べ10%拡大。
正直旧モデルでもあまり気にならなかったのですが、登坂時など低速かつトルクをかけているような場面で車体を振ると、ローターがパッドに擦ってしまう事が0ではありませんでした。
そういったシチュエーションなどでパッドとローターが擦る”シャッ”というような音が大幅に低減されるのでこの変更はありがたいと言えます。
さてさて…気になるコンポーネントの価格を計算してみましたが…標準的な50-34T×11-34T仕様の場合
スプロケット:7,700円
フロントディレーラー:17,820円
リアディレーラー:33,000円
シフター&ブレーキ:86,790円
ブレーキローター:8,170円
バッテリー:22,220円
Di2ケーブル(120&75cm):6,411円
税込み203,121円!!!!!となります(車体や選択するパーツによって金額は上下いたします。)
そして今回大注目の製品がコストパフォーマンスに優れたカーボンホイール”WH-RS710”
32mmと46mmの2種類のハイトがラインナップされており、前後ペア重量は32mmが1,504g、46mmが1,612gとなっています。
驚くべきはその価格、税込み123,970円
この価格でシマノ製のカーボンホイールが買えるなんて…凄い時代です。
クランク・スプロケット歯数やクランク長によって入荷時期が異なりますので乗せ換えご検討のお客様はまずご相談を!
車体を確認させていただいたうえで納期とお見積り金額をお伝えさせていただきます。
というわけで新型105&新ホイール、ぜひご検討ください!!!