お客様の1台をご紹介させていただくこのコーナー。
今回はコンポーネントの載せ換え事例をご紹介いたします。
というわけで今回お持ち込みいただいたのはGIANT TCR ADVANCED TEAM(2017)
オーナー様は電動コンポーネントに興味が湧いてきたとの事。
初めは既に組み付けられているR8000系ULTEGRAをベースに電動化を進めようかと思ったのですが…納期が半年以上先…
そこで少し価格が高くなってはしまいますが、最新の12速コンポーネント”ULTEGRA R8150”への載せ換えをご提案させていただきました。
そして載せ替え後の写真がコチラ
モデルチェンジしたとはいえ、コンポーネントのカラーリングはグレー系で変わりが無いため、パっと見では変更点がわかりにくいかもしれません。
つまり…奥様に内緒でアップグレードしてもバレにくい!…かも(笑)
しかし変化が少ない見た目とは裏腹に性能はガツンと向上!最新のディスクロードに負けない1台に仕上がりました。
つい先日、新型105”R7170”シリーズが発表されましたが、そちらは今のところディスクブレーキのみのラインナップ。
リムブレーキの車体に12速コンポを組むのであれば、現状ではデュラエースかアルテグラのみとなります。
12速になったDi2コンポーネントは、今までステム下等に取り付けられていた「ジャンクションA」というパーツが不要になりました。
その分ハンドル周りはスッキリするのですが、フル内装するフレーム(DOGMA F12など)を前提に設計しているのか、左右のブレーキレバーを繋ぐDi2ケーブルの処理が大変…
今回はコンポーネントの交換に合わせハンドルバーを3T SUPERERGOに交換させていただき、Di2ケーブルを可能な限り内装処理させていただきました。
今回のバイクはリアのブレーキケーブルの受け口とDi2ケーブルの挿入口の位置関係が良かったため、Di2ケーブルの露出はほぼ無しでスマートに収まりました。
ディスクブレーキが主流になりつつある昨今の自転車業界。
お手持ちのリムブレーキバイクを近代化改修したい!そんな方は是非一度ご相談ください。
次回もお楽しみに!
ノースバイシクル北海道(スタッフ木村)