お客様の1台をご紹介させていただくこのコーナー。
今回は先日取り扱いを開始したBMCより、TTバイクのご紹介です。
今回ご注文いただいた車体はBMCが誇るタイムトライアル&トライアスロンバイク”Timemachine 01 DISC”
UCIルールに準拠したポジションから、トライアスロンに適した前乗り&アップライトなポジションまで幅広く対応できる万能バイク。
今年のツール・ド・フランスでもAG2Rの選手が使用していました。(選手によってリムブレーキとディスクブレーキが混在していましたが)
コンポーネントはSRAMのRIVAL ETAP AXSを搭載。
クランクにはSRAM純正のパワーメーターを組み込んだ状態でご納車させていただきました。
組立時に苦労したのがこのハンドル周り。
TTバイクはロードバイクと違い、特殊な構造になっていることが多く、この車体も例に漏れず専用パーツのオンパレード。
また、SRAMのTTコンポはスイッチの形状が独特で、綺麗に組み上げるのにかなりの時間を要しました。
ライトの取付に困りがちなTTバイク。今回はK-EDGEのGARMIN SPORT TTマウントにライト台座を組み合わせてお渡しさせていただきました。
今回のオーナー様はトライアスロンやTTでの使用ではなく、ブルべ等でのファストランに使用するとのことでしたのでシートは前乗りポジションに設定。
シートの後ろには専用のエアロストレージボックスを装着。
空力性能を落とすことなく、予備の部品や補給食を運搬できます。
特徴的なのが前後のブレーキキャリパーを覆うように取り付けられたエアロカバー。
整備性という観点では当然悪くなってしまいますが、整備性よりも空力性能を優先させるという、「1秒でも速く走る為に作られた機材」としての片鱗を垣間見せます。
ロードバイクと比べるとなかなか目にすることが無いTTバイク。
きっとイベントでは注目の的となる事でしょう。
次回もお楽しみに!
ノースバイシクル北海道(スタッフ木村)