昨年に続き、今年もニセコグラベルに参加してきました!!
昨年初開催を迎え、多くの注目を集めていたニセコグラベル。
今年は春・秋の2回開催。
春のSpring rideには姉妹店のimpress cycle worksのメンバーが参加しておりました。
是非各SNSのチェックを!→インスタ:impress_cycle
というわけで今回のAutumn Ride(AutumnっていうかまだSummerな気がしますが)にはインプレス軍団は勿論、当店からも木村と中村が参加しました!
今回は受付時間・スタート時間が各コースごとに分けられており、人が過度に密集しないよう配慮がなされていました。
8時30分、颯爽と先頭でスタート…したら中村から電話があり一旦ストップ。
その後下りで集団に追いつき、改めてスタート。
スタートからしばらくはアスファルトの緩い登りが続く区間。
するすると集団の先頭に上がっていき走行。
そしてロングコース最初のグラベル区間ではDoRideのレースでいつも見かけるYさんとNさんが後方からジョイン。
耐久レースか何かに出ているような気分…。
パックを組んで舗装路をグイグイ走っていると、エクストラロングを走っていたPanaracerの中の人達を発見。
お久しぶりです~とのんびり会話しながら最初のチェックポイントへと向かいました。
第一チェックポイント、「らんこし町せせらぎ公園」に到着。
ここでは名産品の「ようていメロン」が配られていました。
この後のチェックポイントでも食べられるのかな~?なんて思って一つだけ食べて出発したのですが…もっと食べておけばよかった…
CANYONの「乗る練習」チームはメカトラブルがあったみたいでエイドで修理していました。
メロン食べながら談笑してたら野生のシクロクロス全日本チャンピオンが突然現れました。
エントリーリストを一切確認していなかった為、あまりにも突然すぎてびっくり。(ゴール後には竹之内悠さんも見かけました…まるでシクロクロス会場…)
その後は一人で再スタート。割と全グループの中でも先頭の方を走っていた為本当に一人旅。
あまりにも周りに人がいなくてちょっと不安になったり…
舗装路から川沿いのダブルトラックに突然案内されたり。
趣のある小さな橋に魅了されたり。
ポツンと立っているコース案内の看板に安堵したり。
エクストラロングに参加していたレジェンド三船さんに圧倒的速度差でブチ抜かれたり。
第二チェックポイントを過ぎてすぐ、GARMINが登坂グラベルの存在を教えてくれたり。
コースが違うのでいつの間にか抜いていた三船さんたちに、またしても圧倒的速度差でブチ抜かれたり。
そうこうしてる間に第3チェックポイントに到達。
次のチェックポイントまでしばらく距離があるらしかったので併設の「道の駅らんこし」にてソフトクリームを補給。
ここの道の駅はSUICA等のICカードでの支払いが可能だったため小銭を持ち歩いていなくても色々食べられる素晴らしい場所だったので次回開催時もここをチェックポイントにしてほしい…
ちなみにこの第三チェックポイントの段階でスタートから2時間10分ほど、距離にして43km程走行しました。(内心既に満足してしまっていて、もうここがゴールで良いんじゃないかなって思いました。マジで)
その後は最後のチェックポイントへ向けて再スタート。
第三チェックポイントに入る前、何度か抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り返したSさん親子とここからゴールまでご一緒させていただきました。
軽やかに登り坂を登っていくSさん親子と異なり、登りの度に千切れかけ、平坦もツキイチのままエスコートしてもらうというお恥ずかしいライディングをキメました()
なんだか余裕そうに見えますがローギアに入れて必死にグラベルを登っていく木村の図
9月開催だし去年より涼しくなるでしょ!イベント当日も曇り予想だし!
…なんて思っていたらまさかの晴れ模様。路面からの照り返しに容赦なく体力を奪われていきます。
舗装路のアップダウンをいくつか超えていくと、登り坂の途中に座り込んで困っている方がいたのでお声がけすると…なんと元コンサドーレ札幌の河合竜二さんでした!
タイヤがスローパンクのような状態。しかしSさんパパが仏式→米式変換アダプターを持っていてくださったうえ、すぐ目の前の作業小屋に居た方がコンプレッサーを貸してくだり、あっさりと解決!
(自転車屋の店員なのに何もしないまま目の前のトラブルが解決してしまった…)
河合さんと一緒に走っていらっしゃった方はFMノースウェーブのパーソナリティを務めているハイジさん。
ご自身のラジオで今回のニセコグラベルの事をお話しする~とも仰っていましたので是非皆様もご視聴ください。
そしてこの日トップクラスのエグ斜度だった名もなき坂。
正面に見えてきた瞬間Sさんと揃って「噓でしょ…!」って叫びました。
あまりのヤバさに笑いながら写真撮りました。
クライム区間の残り平均勾配6%…つまりここはそれ以上の斜度だったということ…
その後は熱中症のような症状で頭痛と闘いながらもどうにか第四チェックポイントに到達。
写真撮る余裕もほぼなくなってました(ちなみにこのタイミングで既に三船さんはエクストラロングを感想していたようです…速すぎだろ…)
これは脹脛も太腿も攣りかけながら騙し騙し登っていく、とてもつらそうな木村の図
両足が攣りかけたりなんやかんやありましたが、15時前に無事にロングコース完走!
ゴール地点でうろうろしているとエクストラロングを完走してきたインプレス軍団もゴール。
つらそうだけど皆様とてもやり切った感じの笑顔でした。
というわけで駆け足ではございましたが今回のNISEKO GRAVELロングコースの完走記でした。
今回の走行ログはこんな感じ…後半バテバテだったのであまり参考にならないかとは思いますが…
機材は昨年と同じくGIANT TCX ADVANCED PROを使用。
今回初めてハンドルバーバッグを使用してみました。
SHIMANO PROのハンドルバーバッグ(スモール)という製品なのですが、替えのチューブやウィンドブレーカー、携帯のモバイルバッテリー、補給食等色々突っ込んで運用しましたがリュックを背負うより圧倒的に楽…!
どうして今まで使わなかったんだと後悔したくなるくらい便利なアイテムでした。
当初の天気予報よりも好天かつ高気温が予想されたため、普段使っているツール缶ではなく、ラップタイプのツールケースをシートポストに装着し、ドリンクボトルは2本体制に。
このツールケースはBLACKBURNのOUT POST WRAPという製品ですが既に廃盤なのかな…?
六角レンチセット・CO2ボンベ2本・ディレーラーハンガー・チューブ用パッチ・携帯ポンプを収納して運用しました。
ちなみに店頭にも在庫が残り1点ございますので、気になる方は是非ご来店を!
足回りは昨年の反省を生かし少し太目のタイヤ、PANARACER GRAVEL KING SK(スポンサー様への忖度)
ホイールはZIPP 303 FIRECREST。自己責任のもとチューブド運用。
サイズは700×38Cで、空気圧はパンクリスク低減の為少し高めの3気圧。
もっと太いタイヤを履かせるとエアボリュームのおかげで乗り心地が良くなりますが、グラベルの下りでスピードが出すぎてしまうのが不安だったため、細身のタイヤを選択しました。
中村は先日そらちグルメフォンドの記事でもご紹介した当店の試乗車、REVOLT ADVANCED 2を使用。
こちらのバイクは店頭にも各サイズ在庫ございますので、是非ご検討ください!
というわけで今年も無事に終わったニセコグラベル。
来年は是非皆様も参加してみませんか?
バイクやギアのご相談もお待ちしております!
Sさん、最後まで一緒に走ってくださり本当にありがとうございました!また来月湘南CXに遊びに行きます!(ちなみに上の自撮り写真を撮る時に脹脛が攣って転びかけました)
ノースバイシクル北海道(スタッフ木村)