お世話になっております。スタッフ木村です。
話題の105 Di2 R7100シリーズがたくさん入荷しました!
待望のDi2化を果たした新型105、”R7100シリーズ”を早速ご紹介いたします。
まずは握りやすくなったSTIレバー、ST-R7170(税込60,500円/左右ペア)
ブラケット下側、指を潜り込ませる部分のスペースが以前よりも広くなり、しっかりと握り込むことが可能になりました。
こちらは私物のST-R9150。
今までのDi2用のシフトレバーはとても小さく、女性でも握りやすいのが特徴の一つでしたが、一般的な体格の男性からするとかなり小ぶりだったのも事実。
一般的な手のサイズ(24cm、Mサイズ相当)のスタッフ木村的にも、今までのSTIレバーは小さすぎて段差を超える時等、手がすっぽ抜けそうになることもしばしば…
その点においてはツノ部分が大きくなり、指もしっかりかけられるようになった新型STIレバーではそういった事がほぼ起きません。
パッドクリアランスが広くなったブレーキキャリパー、BR-R7170(税込16,830円/前後ペア)
11速世代のキャリパーよりもパッドとローターの間隔が約10%広くなり、ローターと擦れる不快な音が鳴りにくくなっています。
より歪みにくくなったRT-CL900/RT-CL-800と組み合わせれば異音は激減するはず!
ブレーキローターは消耗品ですのでコンポーネント載せ替えの際に是非一緒にアップグレードすることをオススメいたします。
11速世代のFD-R9150/FD-R8050とほぼ同様のサイズ感を持つFD-R7150。(税込17,820円)
技術的な話をすると、変速調整時にR9200/R8100シリーズでは全て電子アジャストでセッティング行います。
しかしFD-R7150ではインナー側は電子アジャスト、アウター側は調整ボルトを締めこんで変速調整を行います。これは11速世代の物と同じ調整方法。
R7100シリーズのフロントディレーラーは今までの11速世代の製品をベースに開発されているということが伺えます。
12速世代でほぼ共通のサイズ感となっているリアディレーラー、RD-R7150。(税込33,000円)
上位モデルとの大きな違い対応するスプロケットが11-34T/11-36Tとなっている事。
デュラエースやアルテグラでラインナップされている11-30を使用することはできません。
充電時はEW-EC300という充電ケーブルを直接RD-R7150に接続します。
11速時代に使用していたSM-BCR2では充電できませんのでご注意ください。
12速化されたスプロケット、CS-R7100(税込7,700円)
11速スプロケットの「11-30T」にローギア34Tを足した歯数構成。
11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30-34T (CS-R7100)
その為11速で11-30Tのスプロケットを使っていた方にとっては違和感なく乗り換えることが出来ます。
11速世代の11-34Tを使っていた方にとっては、ギア比そのものに変更はありませんが、歯数構成が異なり
11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30-34T (CS-R7100)
今まで2T飛びだったトップ側ギアが11Tから15Tまで1T刻みとなり、より使いやすくなりました。
ちなみにローギアを更に大きく(36T)したCS-HG710というものが登場しました。(税込10,230円)
トップ側の使いやすさはそのままに、11-34Tからローギア3枚のみを大きくした歯数構成になっています。
ロングライドやヒルクライム等で体力の消耗を抑え、効率よく走ることを考えるのであれば非常に有効なギアだと思います。
ちなみに12速世代のデュラエース・アルテグラではスプロケットにHYPERGLIDE+と呼ばれる技術が採用されており、よりスムーズな変速を実現していますが、105では従来のHYPERGLIDEとなっております。
レース等で素早い変速が必要な方は、スプロケットを上位モデルにアップグレードすると良いかもしれません。
最後はFC-R7100。(税込21,010円)
歯数が52-36Tと50-34Tの2種類となり、パワーメーター搭載モデルはございません。
女性やジュニアライダーの体にも最適な160mmというショートモデルもラインナップされています。
チェーンリングはFC-5800/FC-R7000という11速時代の105と同じく貼り合わせ構造です。
というわけで12速化された105 Di2。既に大量に入荷しております!
今お乗りになっているディスクロードのアップグレードに最適な新型105、是非ご検討ください!
もし今乗っているバイクのコンポーネントを載せ替える場合、部品代だけでおよそ20万円ほど。
車体によって使用する部品の金額が上下しますので詳細なお見積りが必要な場合スタッフまでお問い合わせください。
というわけで早速ですが、新型105で当店オリジナル完成車を1台組んでみました!
FENIX SLiCは空力性能を求めケーブルをフル内装化した最新のエンデュランスバイク。
エンデュランスバイクと言ってもポジションは非常にレーシー。
ロンド・ファン・フランデレンやヘント-ウェヴェルヘム、リエージュ-バストーニュ-リエージュ等、所謂春のクラシックの勝利を目指すためのバイクです。
その為一般的な”ロングライド向け”とされるアップライトなポジションのバイクとは異なり、前傾姿勢がしっかりと取れる、一般的なロードバイクと同様ポジションが求められます。
今回組み上げたFENIX SLiCはXSサイズ。
適応身長は160cm台後半~170cm台前半といったところ。
今後各社から新型105を搭載した完成車が入荷してきますが、そのほとんどがこの冬から来春にかけての入荷予定…
今シーズン中に乗り始めたいという皆様、是非ご検討ください。
今ならDURA-ACE、ULTEGRA、105ともに在庫ございます!
愛車のアップグレードから新たな1台のご相談まで、お気軽にご相談くださいませ。
ノースバイシクル北海道 (スタッフ木村)