お世話になっております。スタッフ木村です。
2月11日に東京都 お台場海浜公園で行われたシクロクロス東京2023に参加してきました。
私がシクロクロスを始めた頃には「2月といえばお台場!」と言われるくらい、トップ選手が集まる有名なレースだったこの大会。
しかしながら東京オリンピックの影響で2018年大会を最後に開催が途絶えていました…。
そんなシクロクロス東京が5年ぶりの復活!
シクロクロッサーなら一度は参加したいレースの筆頭!そんなシクロクロス東京のレースレポートです。
まずはコース紹介。
フジテレビの目の前にあるお台場海浜公園が舞台。
コースマップを見てもらうとわかる通りとにかく砂の区間が長いのが特徴的。
林間セクションは木の根がゴツゴツと大きく張り出しており、空気圧を下げすぎるとリム打ちパンクの可能性が高まるうえ、コース幅も狭く、砂セクションでいかにポジションを上げるかが勝負のポイントになります。
2月10日金曜日は「関東でも大雪の可能性!」なんて言われていましたが予報は良い方に外れ、都内はほとんど雪が積もらず、羽田空港に前日入りした時には既に雨に変わっていました。
というわけで迎えた大会当日、雲一つない青空!Mr.晴れ男の面目躍如
もはや暑さすら感じるほどの日差しでした。
ちなみにこの日の最高気温は14度。
前日の最高気温が2.5度だったので10度以上の気温差…
見渡す限りの砂と青空!
フライオーバーと青空!これ以上ないほどのレース日和です。
会場には様々なメーカーが出展をしており、どのブースも賑わっていました。
また、冠スポンサーでもある弱虫ペダルの作者、渡辺航先生のサイン会も行われており、長い行列ができていました。
ちなみに渡辺先生はDay1にマスターズで、Day2に90分耐久に参加していました。タフだなぁ…
朝一のレースはME4-A。友人たちが走っているので応援。
完走後、疲労感たっぷりな顔の友人たち(笑)
その後ME4-Bを挟み10時10分にはお客様の出走するME4-Cがスタート。
スタートしてすぐにお台場の砂浜へと突撃する破壊力抜群のコースレイアウト。
1周目から既にランニング大会と化しています(笑)
降車した後の再乗車は非常に難しく、担いで走るか、押して走るかの2択を迫られます。
何度も砂浜を折り返し、乗車できないと延々とランニングさせられるこのコース。
見た目からは想像できないくらいハードなんです…
轍の浅いところや砂が締まっているところを上手くトレースするとスムーズに走行が可能。
テクニックの見せどころでもあります。
最後はスタート時に隣だった選手と競り合いながらも無事にゴール。
N君お疲れ様でした。
続いて我々ME3のレースが12時55分にスタート。
スタート直後にコースのど真ん中で落車が起こり多数の選手が巻き込まれる波乱の幕開け。
私自身も足止めを食らい出遅れてしまいましたが、砂区間で可能な限り前に出ていきます。
このカテゴリーには先月の千葉で昇格を決めたお客様も同時に出走。
前回よりも長く深い砂に手を焼いていたようです。
午前中は前日に降った雨の影響で比較的締まっていた砂の路面も、太陽の日差しによって渇き、どんどん深く、沈みやすい路面へと変貌しており、乗車できるラインを探すのも一苦労でした。
この日は14時4分に干潮を迎えるということもあり、レースの進行に合わせ波打ち際の走行可能なラインがどんどん海側へと広がります。
海側の方が海水を含み、路面が締まるため走りやすくはなりますが、走行距離が増えたり、コーナーから遠くなってしまう為、ライン取りの判断を難しくさせていました。
あまりのつらさに途中何度も天を仰ぎながら砂浜をダッシュ。
最後は10位でフィニッシュ。ゼッケン20だったのでポジションを10上げてのゴール。
今シーズンのレースの中では一番力を出し切れた内容となったかと思います。
一緒に出走したお客様は昇格直後ということもあり最後方からのスタートでしたが24位でのフィニッシュ。お疲れ様でした。
今回の走行ログはこちらからご覧いただけます。
宇都宮や千葉と比べ降車している区間が長いためTSSやNPは低く出ていますが、他のレースよりもしんどさは上です(笑)
今回もバイクはGIANT TCX ADVANCED PRO。
GIANTさんがブースを出していたのでちょっとだけお邪魔させていただきました。
機材面では40×11-34Tだったギアを36×11-30Tのロー&クロスレシオへ変更。
空気圧は前後1.65barに設定。
2023年に入ってからというもの、毎週のように横浜・千葉・大阪・名古屋と日本各地で食べ歩き旅行をしていたせいで人生最高体重を更新(1月だけで+5kg近く増えました)し続けていたので極端に空気圧を下げたりはしませんでしたが、良い感じにフィットしていたようです。
TCX友の会ステッカーをGIANTブースでいただいて我々も正式入会(*‘ω‘ *)
車体を洗浄したら友の会ステッカーをバイクに貼りましょう。
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これにて22-23シーズンのシクロクロス遠征は終了!
来シーズンもよろしくお願いいたします!
そういえばお台場に行ったのに実物大ユニコーンガンダム見に行くの忘れてた…
ノースバイシクル北海道 (スタッフ木村)
※本投稿はシマノパワーメーターアンバサダーとして、シマノセールス株式会社より製品の貸与を受け、行っております。