ロードバイクの主流がリムブレーキからディスクブレーキへと移り変わりつつある昨今。
「次に新車を買うならディスクブレーキかなぁ」なんて思っていらっしゃる方も多いはず。
「でも完成車だと各パーツのグレードや寸法が…」とお悩みの方に”バラ完”のご提案です。
既に組みあがっていて、店頭に並んでいる車体から選べる完成車販売と比べると、敷居が高いと感じられる方も多いであろうフレームからの組み立て、通称”バラ完”
今回は「バラ完ってそんなに難しくないよ!」ということをご紹介できればと思います。
バラ完するにあたって、選んでいただくのは大きく分けて以下の4種類。
・コンポーネント
・ホイール
・コックピット
・フレーム
まずは最初に「これに乗りたい!」と思ったフレームをお選びいただきます。
ロードバイクでも、グラベルバイクでも、マウンテンバイクでも、まずはこのフレーム選びからスタートです。
コスパを重視して選ぶも良し、一目惚れしたフレームがあればそれもまた良し、新たな相棒を見つけましょう。
・コンポーネント
フレームが決まったら次は車体に組み付けるコンポーネントを選択。
フレームによっては非対応のコンポーネントもありますのでご注意を。(例えばDOGMA Fなどは電動コンポーネント専用です)
SHIMANOのコンポーネントが主流ですが、「イタリアンブランドで揃えたい!」「インスタで見たバイクと同じようにしたい!」といったご要望でCAMPAGNOLOやSRAMを採用する場合もございます。
・ホイール
3つ目は足回りをチョイス。
最初からハイスペックなホイールを選んでも良いですし、初期コストを抑えるために廉価なホイールを選ぶのもまた良し。
タイヤの規格もクリンチャー/チューブレス/チューブラーと様々。用途に合わせてホイールを決めましょう。
また、「ロングライドで使うので耐久性を重視したい」「このブランドのハブで組みたい」という、明確な目的がある場合には手組ホイールも選択肢の一つです。
例えばENVE/CORIMA/MAVIC/EQUALのリムと、ChrisKing/DTswiss/ONYX/WhiteIndustriesのハブを選び、お客様にとって最適なオリジナルホイールに仕上げる…そんなことも可能です。
・コックピット
最後はハンドル・ステム・シートポスト・サドルなどのコックピット回りを選択。
ただ最近ではケーブルフル内装式が主流となっており、メーカー純正品以外使えない場合がございます。
DEDAやFSAなどではフル内装バイクに対応させたハンドル・ステムも一部ラインナップしていますので、メーカー純正品にはないハンドル幅やステム長を使いたい!という場合はご相談ください。取り付け可能なものをご案内いたします。
サドルは既にお使いの物を移植したり、テストサドルを試したうえで相性の良いものを選ぶ、というケースが多いです。
…と、ここまで選んでいただき、パーツが揃ったら、私たちが完成車へと組み上げ、ご納車させていだきます!
コンポーネントの金額の目安ですが
・Dura-ace Di2→約46万円
・Ultegra Di2→約29万円
・105 Di2→約21万円
・105 機械式→約12万円
CAMPAGNOLO
・SuperRecord EPS→約81万円
・Record 機械式→約42万円
・Chorus 機械式→約31万円
SRAM
・Red AXS→約73万円
・Force AXS→約39万円
・Rival AXS→約23万円
となります。
実際にはこの他にバーテープ等の細かいパーツ代や工賃が必要となりますが、おおよその金額は上記のコンポ代+フレーム代+ホイール代+コックピット代で出すことが出来ます。
「コダワリを詰めた1台にしたい」という皆様、是非当店までご相談ください。
RIDLEY “Fenix SLC Disc” ご納車いたしました。
過去の納車事例はこちらに掲載させていただいております。是非ご覧ください。
噂によるとDURA-ACEやULTEGRAが値上がりするとかなんとか…
値上げが近づくと注文が殺到してパーツの入手が出来なくなってしまう可能性がございますので、ご検討中の皆様はお早目にどうぞ!
ノースバイシクル北海道 (スタッフ木村)