お客様の1台をご紹介させていただくこのコーナー。
今回はCERVELOの最新モデル「SOLOIST」をご紹介いたします。

カンチェラーラやフォイクト、ザブリスキーなどが所属し、CERVELOというブランドを世界に広めたかつての常勝チーム「Team CSC」
そんなTeam CSCが駆り、”エアロロードバイク”というジャンルを切り拓いた伝説的名車の名前が「SOLOIST」です。
そんな初代SOLOISTのデビューからちょうど20年、エアロロードバイクが当たり前になった現代に新型SOLOISTは発表されました。
「エアロロードのS5よりも軽く」、「クライミングロードのR5よりも空力に優れ」、「整備性が高い」。
複数の種類のバイクを供給されるプロ選手とは違い、1台で様々なシチュエーションをこなさなければならないアマチュアサイクリストに向けて、レーシングバイクブランドであるCERVELOが出した答えが新型SOLOISTです。
「アマチュアでも扱いやすい」という点を意識した設計とはいえ、レーシングブランドであるCERVELOは性能にも妥協は許しません。
その証拠に先日行われたParis-Roubaix 2023でもTeam Jumbo-VismaがこのSOLOISTを駆り、見事に3位表彰台を獲得しました。
今回はそんなプロも使用する新型SOLOISTをフレームからバラ完させていただきました。
コンポーネントには油圧ブレーキ×電動変速のULTEGRA R8170シリーズをスペックイン。
SOLOISTには最新のBB規格であるT47Aを採用。
今までのBBrightと同じシェル幅で、圧入ではなくスレッド式に変更した規格です。
今回はTOKENのT47A規格BB「BB47A24-TBT」を組み付けました。
ディレーラーハンガーはダイレクトマウント式の物が標準付属。
キレの良い変速性能を実現します。
最近では必須装備となりつつあるパワーメーターにはGARMIN RALLY RS200を採用。
足回りはカーボンの織り目が特徴的なLUN HYPERの最新モデル「D33」にContinentalのGrandPrix5000を合わせます。
コクピット周りにはEASTON EC90ALXハンドル×EA90ステムを採用。
シンプルなグラフィックがバイクとの相性抜群です。
最近ではケーブルフル内装のバイクが多く、ハンドルの高さやステムの長さの調節に苦労することもしばしば…
SOLOISTでは一般的なステムとハンドルを使用することで調節しやすいコックピット回りを実現しています。
構造的にはR5と同じステム・ヘッドパーツに交換することで完全内装化も可能。
ポジションが既に固まっている方は、よりスッキリとした状態に仕上げることもできます。
光が当たるとキラキラ煌めくEMBERSというカラーのSOLOIST
国内への入荷量がそれほど多くないモデルですので、人と被ることも少ないはず。
雪も溶け、いよいよ北海道も自転車シーズン本番。
新たな相棒と一緒に楽しんでください!
次回もお楽しみに!
ノースバイシクル北海道(スタッフ木村)