お客様の1台をご紹介させていただくこのコーナー。
今回はPINARELLOのシクロクロスバイク、CROSSISTA+をご紹介いたします。
今回ご注文頂いたCROSSISTA+はシクロクロスという競技向けに作られたレーシングバイク。
グラベルバイクよりも機敏でコントローラブルなハンドリングが特徴です。
お客様はシクロクロッサーではありませんが「ロードバイクのような軽快性と、オフロードも走れる安定性」を両立させるべく、シクロクロスバイクのCROSSISTA+をお選びいただきました。
今回はコンポーネントに11速のGRX810シリーズを選択。
12速になったRX820シリーズが昨年発売されましたが、今回は耐久性やトラブルの少なさを重視し、あえて11速を採用。
ブレーキキャリパーは新型のRX820。
パッドクリアランスが広がり走行中のローターとの接触が少なく、快適なライドを提供してくれます。
足元もGRXで統一。コストパフォーマンスに優れたアルミホイール、WH-RX570。
タイヤは舗装路での快適性も重視し、ノブが低めのCONTINENTAL TERRA SPEEDを履かせています。
泥の中でのレースも考えられたシクロクロスバイクということもあり、フレームのクリアランスは広め。
35mmのタイヤを履かせた状態でもかなりの余裕があります。
CORSSISTAの特徴としてフレームの各部が”しなる”ように設計されています。
サスペンションのような働きをするFLEXSTAYSはパリルーベなどの石畳向けに作られたDOGMA Kシリーズ譲り。
オフロードでもしっかりメカニカルグリップを稼ぎ、乗り心地を向上させる為の構造です。
シートポストもDOGMA Kシリーズと同じくヤグラ付近にくびれを持たせることで、下からの衝撃を緩和してくれます。
CROSSISTAシリーズは2023年モデルからCROSSISTA Fというケーブルフル内装タイプにモデルチェンジしており、世界選手権でも優勝するなど素晴らしい成績を残しています。
…が、フレーム価格は80万円オーバーと超高額。
今回ご紹介したCROSSISTA+も2022年のカタログ価格では70万円を超える高額フレーム。
しかし今回はカタログ落ちしたモデルということもあり、メーカーさんのご厚意でお求めやすい価格にてご納車させていただきました。
元々は1グレード下のCROSSISTA アルテグラ完成車(58万3千円)を検討されていた為、予算よりも高くなってはしまいましたが、ご満足いただけるバイクに仕上がったようで我々も一安心です。
コロナによる部品不足も徐々に解消されつつある今年は、自分だけの一台を作り上げるには絶好のタイミングです。
皆様の理想の一台を形にするためのお手伝いは我々にお任せください!
皆様からのご相談、お待ちしております!
次回もお楽しみに!
ノースバイシクル北海道(スタッフ木村)