サイクルモードライドin大阪に行ってきました!とは言っても、今回は出展者(サイクルツーリズム北海道)として、北海道サイクリングをPRしてきました。
200名以上のアンケートや、ガイドマック配りを通して感じたことが、自転車の飛行機移動(飛行機輪行??)が浸透していない事でした。皆様からは
どうやって北海道に行けばいいの?フェリーを利用するの?
飛行機に自転車預けられるの?有料?
預けて壊されないの?
など、想定外のご意見をいただきました。自転車の飛行機移動が出来ないと、各地のイベント(特に北海道や沖縄など)に参加することが出来ず、また頑丈なバイクケースなどを利用すると、購入にコストもかかり、自転車走行中の保管にも問題が起こります。
まずは簡単にお答えします。
どうやって北海道に行けばいいの?
ぜひ、自転車を輪行袋に入れて、飛行機でお越しください。東京からは1時間半、大阪からは2時間で、新千歳空港に到着します。フェリーだと舞鶴~小樽で約21時間です。
料金は飛行機(JAL,ANA)だと通常片道¥54000程度ですが、早めの予約や変更不可などで¥13500~から料金設定があります(1名様からの飛行機&ホテルのツアー料金などもあります)。フェリーだと¥11000+自転車持ち込み¥3300です。
飛行機に自転車預けられるの?
預けられます。規定重量(20kgまで)であれば、追加料金はありません。LCCは別料金になりますので、各航空会社にお尋ねください。
JALホームページ 自転車のお預けについて
預けて壊されないの?
普通の荷物とは異なり、手渡しで荷物にて取り扱います。その代わり、移動中の破損については免責となります。必ず壊れないように梱包することが、ユーザー側に求められます。
何度も北海道外に飛行機移動をした者として、ちょっとしたコツで問題なく飛行機輪行が出来ます。
まずは、鉄道の輪行と飛行機の輪行は同じものと考えて下さい。日本の航空会社は本当に丁寧に取り扱ってもらえます。信じましょう!その上で、壊れやすいものは、ただ1点。リアメカハンガーです。念のため、リアメカを取り外して、エアパッキンで巻いて、暴れないようにバンドなどを利用してフレームに固定すれば、ほぼ問題なく移動が出来ます。エンド金具を使うのも有効ですが、ホイールを外した後リアメカだけが飛び出してしまうため、私はリアメカを外しています。
詳しくは、輪行袋を購入した店舗もしくは当店にてお尋ねください。
今回は大阪のイベント向けにご案内しましたが、北海道にお住まいの方が他の地域へ移動(レース、イベント、引越しなど)する際にも必要な事になりますので、ご参考にしていただければと思います。
※上記の案内が、飛行機で自転車移動した際の自転車の補償をするものではありません。詳しくは最寄りの自転車店、利用する航空会社にお尋ねいただき、自己責任にてご利用ください。何度も飛行機輪行を行っている体験談として参考にしていただければ幸いです。