先日発表されたばかりの新型XTR
当店にも入荷してきましたのでご紹介いたします!
XTRとはMTB系コンポーネントのフラッグシップモデル。
いわばオフロード界のDURA-ACEにあたるモデルです。
その卓越した性能と信頼性は、ライドだけに集中できる環境を作りだし、最高のライド体験の手助けをしてくれます。
まずは新型XTRの主役とも言えるリアディレーラー「RD-M9250-SGS」
ワイヤレス化に伴い、機械式よりも大型化しています。
ただ横方向への張り出しは極力抑えられており、障害物へヒットする可能性を可能な限り減らしています。
最も張り出している部位はバッテリーカバーとなっていたり、その周りも樹脂パーツで覆われていたり、「障害物ヒット時の衝撃を極力受け流す」という設計思想が感じられます。
チェーンスタビライザーは今まで採用されていたクラッチ式から、2種類のスプリングを使用するデュアルスプリングスタビライザーへ進化。
テンションを高く保ちチェーンの暴れや脱落を抑制してくれます。
今まではこのようにメカメカしいものがP軸に取り付けられていましたが、デュアルスプリングとなったことでスッキリとした外観になりました。
シンプルな構造となったことでスタビライザー自体の張り出しが抑えられ、メンテナンス頻度も大幅に減っているようです。(天気の悪い日に走るとクラッチ内部に泥などが侵入し錆びることがあったので、ハードに乗り込まれる方にとっては気になる変更点!)
バッテリーはパンタグラフ内に収納され、クリーンなルックスに。
ヒット時の衝撃吸収を意識してか、ポリアミド樹脂製のカバーで覆われています。
もし壊してしまったとしてもバッテリーカバーは補修部品として入手可能なので、安心してオフロードを走ることができます。
バッテリーは新型XTRの為に開発され、非常に小型化された「BT-DN320」を採用。
ブレーキパッドのスペーサーと同じくらいのサイズ感。
充電器は専用品の「EC-DN100」が必要です。
最近の電子機器らしく、充電端子はType-Cになっていました!
MicroUSBケーブルを探す手間が省けてたすかる…(個人的な感想です)
プーリーは肉抜き穴が無いソリッドタイプとなり、草などが絡みにくくなりました。
シフトスイッチは非常に小ぶりな「SW-M9250-IR」。
今回入荷分はI-SPEC EV仕様ですので、対応のブレーキレバーと組み合わせることでハンドル周りをスッキリとさせることができます。
スイッチのパドル部分は角度調整ができるようになっており、ライダーそれぞれに合わせたポジションセッティングが可能です。
というわけで新型XTRのドライブトレインキット、在庫しております!
96,616円:リアディレーラー
31,826円:シフトスイッチ
7,115円:バッテリー
5,974円:充電器
合計141,531円で、既にお使いの12速コンポーネントの無線化ができますので、我こそは!と思ったMTBerの皆様は是非ご相談ください。
もちろんフルコンポーネントでの乗せ換えやバラ完も大歓迎!
既に主流となりつつある55mmチェーンラインを採用しつつ軽量化された新型クランクや…
低粘度フルードを採用しさらに安定した性能を発揮する新型ブレーキなど、7年ぶりのフルモデルチェンジで更なる進化を果たしたNew XTR M9200シリーズ。
ツインピークスやグランヒラフなど世界でも有数のトレイル環境が整備されつつある北海道でMTBを楽しむために機材もアップグレードしてみませんか?
皆様からのご相談、お待ちしております!