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ノースバイシクル北海道

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North Bicycle Hokkaido

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【奥深きタイヤの世界】VITTORIA 29CタイヤとETRTOのお話【1mmの差】

STAFF木村 · 2025-08-20 ·

先日の「TCR買いました」の記事にて、タイヤを交換したいな~と書いていましたが、結局29Cタイヤに交換することにしました!


タイヤ選びが何故難しいのか…というと、だいたいETRTO規格のせい。

というのも、ヨーロッパでタイヤ・リムなどの標準化を行う団体、”ETRTO(European Tyre and Rim Technical Organisation)”が2020年に改定を行ったのがきっかけの一つです。
これにより、各タイヤメーカーは新ETRTO規格に合わせ
「25~28Cのタイヤ」は「内幅19mmリム」に
「29~34Cのタイヤ」は「内幅21mmリム」に
装着した際に表記の幅となるよう、タイヤの設計を改めました。

ちなみにこのETRTO規格の変更で割と重要なのは
「25Cタイヤは19mmリムに装着した際に25mm幅になる」ということ。
かつて一般的だった内幅15mmや17mmのリムに、25Cタイヤを装着すると実測23mm~24mm程度になってしまいます。
装着したら思ってたよりも1サイズ小さい…なんてことが起きますのでタイヤ交換の際は注意が必要です。

 


タイヤメーカーが新ETRTO規格に合わせる中、性能向上を追い求めるホイールメーカー各社は自由奔放に制作。
2020年にはZIPPが303 FIRECREST(内幅25mmフックレス!) をリリース。

その後も2023年にはUAE Team EmiratesがENVE、Jumbo-VismaがRESERVEと、それぞれ内幅25mmのホイールをレースで使用し始め、ワイドリム全盛期に突入。

軽さより空力が重視される現代のレースシーンにおいて、空理性能&快適性&グリップ性向上が図れるワイドリム×ワイドタイヤの組み合わせは一気に浸透し、あっという間にデファクトスタンダードとなりました。
(2022年頃までほとんどのチームが25mmチューブラーでしたが、UAEとVISMAが使い始めた途端、みんなワイドタイヤTLRになりました。スター選手のセットアップを真似するのはプロもアマチュアも一緒です(笑))

 


…ただここで問題になるのがまたまた登場ETRTO規格。

というのもロードバイクで一般的になった28C~30Cのタイヤは内幅19~21mmのリムに合わせて設計されています。
そのため内幅25mmリムに28C~30C幅のタイヤを装着すると、左右に引っ張られ実測30~32mmと表記幅よりも広がってしまうのですが…
困ったことに内幅25mmのホイールのほとんどが28~30mmのタイヤに合わせて空力設計をしているんです。(ZIPPは28~30mm、ENVEは27~28mm、RESERVEは29mm)

こうなってくるとホイールメーカーの想定する空力性能が発揮できず、タイヤもメーカーの想定とは異なる形状に膨らみ、本来の性能が引き出せない!という事態に…。

そこで内幅25mmリムに最適化し作られたのがVITTORIA 29Cタイヤなのです!
(余談ですがENVEは自社のホイールに最適化した27Cのタイヤを製造販売していますが、ETRTOでは内幅25mmリムは29C以上のタイヤを推奨しています。)

 


 


というわけで、前置きが長くなりましたが商品のご紹介。
VITTORIAが誇るコットンケーシング採用ハイエンドタイヤ”CORSA PRO 29C TLR”です。

価格は税込み14,960円/1本と高価ですが、コットンケーシング特有のしなやかな乗り味と圧倒的な転がりの低さは、現在市場に流通しているタイヤの中でもトップクラスの性能。
足回りをアップグレードするなら真っ先に選択肢に上げさせていただく事の多いタイヤです。

実測重量は2本とも282gでした。(カタログ重量290g)

 


パッケージには「WIDE RIM OPTIMIZED 25mm」と誇らしげに記載。


VITTORIA曰く「29Cは28C,30Cと比べコーナーリンググリップや耐パンク性が向上!(ただし快適性は悪化)」とのこと。

 


タイヤを装着する前に各所のサイズを測ってみました。
CORSA PRO 29Cではタイヤ全幅は約70mm、トレッド幅約31.5mm、サイド約19.4mmとなっています。

 


比較対象として他のサイズも計測
CORSA PRO 30Cはタイヤ全幅約79.5mm、トレッド幅約31.5mm、サイド約24.2mm。

29Cとトレッド幅はほぼ同じですが、タイヤサイドが左右それぞれ5mmほど広く、それに伴い全幅も約1cm広がります。

 


続いてはCORSA PRO 28C
タイヤ全幅は約72mm、トレッド幅約30.7mm、サイド約20.1mm。

29Cと比べるとトレッド幅が少し狭く、サイド部分が広くなっていました。

 


ついでに今まで使っていた、CORSA N.EXT 30Cも計測。
タイヤ全幅は約75mm、トレッド幅約27mm、サイド約25mmとなっています。

改めて計測してみた結果、CORSA N.EXTはCORSA PROと比べトレッド幅がかなり狭いのが判明。
そりゃZIPPに組み合わせたらサイドケーシングはみ出すよな…

同じVITTORIAでも、モデルによって作りが全然異なることがわかります。

 


 


てなわけで早速303 FIRECRESTにCORSA PRO 29Cを装着!


謳い文句通り内幅25mmのZIPP 303に取り付けた時の実測幅は29mmピッタリ!


今までのCORSA N.EXT 30Cは実測32mmだったので、だいぶ細く感じますね…

 



気になっていたサイドケーシングのはみ出しも、CORSA PRO 29Cに変更したことでかなり抑えられました。
表記通りの29mm幅となったことで、リムとほぼツライチになり、サイドが横に膨らまず縦方向にしっかり立ち上がっています。


これでサイドカットの不安から解放されそう…

 


この写真だとCORSA N.EXT(左側)はCORSA PRO(右側)と比べ、リムからタイヤサイドがはみ出しているのがわかりやすいです。

 

 


使ってみた感想としては、タイヤ幅が細くなりエアボリュームが減ることで乗り味がソリッドになり、挙動がつかみやすい感じに。
いわば高級セダンからスポーツカーになったような感覚。

下り坂やワインディングロードでバイクを操るのを楽しむなら29C、ゆっくりと景色を楽しならシルキーな30C、みたいな…
前輪29C,後輪30Cにするのも面白いかもしれないですね。

とはいえ流石はコットンケーシングのCORSA PRO。ロードインフォメーションは伝えてくれつつ不快な突き上げ感はありません。
リムブレーキ時代と比べると別格の快適性の高さです。

 


見た目的な部分ではブラックからタンサイドになったことで雰囲気がガラッと変わりました。

 


プロチームも最近はタンサイドが多いですね。
VITTORIAを使うチームは勿論、CADEXタイヤを使用するJAYCO-ALULAもタンサイドです。

好みが分かれるところですが、個人的にはレーシーな雰囲気で好きです。
真っ黒な足回りの方が全体が締まって好き、という方も多いと思いますが…

 

 


というわけで内幅25mmリムに最適化されたVITTORIA 29Cシリーズは良いぞ!というご紹介でした。
だいぶニッチな製品ですので取り寄せでの対応になりますが、ZIPPやENVE、RESERVEホイールユーザーの皆様からのご注文、お待ちしております!

 

ちなみCORSA PROにはクリンチャー専用モデルもございます。
26C,28C,30Cと3サイズがラインナップ(残念ながら29CはTLRにしかありません(´;ω;`))

28C,30Cはフックレスリムへの装着も可能で、価格も税込み12,980円/1本とTLRモデルより2000円ほどお得!

チューブレスで使用する予定のない方は是非クリンチャー専用モデルもご検討ください!
タイヤサイドがTLRモデルよりしなやかなので、乗り心地の良いタイヤをお探しの方にもオススメです(/・ω・)/

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