好みのパーツをチョイスし、フレームから完成車へと組み上げる”バラ完”
皆様も挑戦してみませんか?
毎年翌年度のモデルが発表されていく中で、よくご相談いただくのが
「このフレームが気になるんだけど、完成車にするといくらになるの…?」
というもの。
フレーム販売の場合、何が必要なのかというのがわかりにくいので敷居の高さを感じる方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、現在当店で在庫している
・GIANT TCR ADVANCED PRO
・GIANT PROPEL ADVANCED PRO
・RIDLEY FENIX SLiC
という3種類のフレームをバラ完した場合、どれくらいの金額になるかご紹介いたします。
是非参考にしていただければと思います。
まずはGIANT TCR ADVANCED PRO 2025(フレーム価格:308,000円)から。
完成車販売されているTCR ADVANCED PRO1 2026(715,000円)に合わせたスペックで価格を計算してみます。
その場合の金額は…
コンポ(105Di2):約23万5千円
ホイール周り:約24万4千円
コクピット周り:約2万5千円
サドル:1万1千円
工賃:約4万円合計→約87万円!
…というわけで、完成車販売と同じスペックで組む場合は完成車価格から2割ほど高くなってしまいました。
逆に言えばそれだけ完成車はお買い得な価格設定になっているわけです!
ですが…
・カーボン製のパーツに変更する
・クランク長やギア歯数を変更する
・好みのホイール/タイヤを選ぶ
上記のように、パーツをカスタムする場合には、完成車の部品を交換していくよりバラ完の方が価格を抑えられることが多いんです!
特に昨今のロードバイクはケーブルがフル内装化されたことで
【専用品のハンドル・ステムを使わないと組めない】
【ステム長の変更をするだけでブレーキホースの交換も必要】
というケースも増えており、そういった部品代や組み換えの工賃を含めると、フレームからバラ完する方が結果的にお得だった…
なんてことが多いので、乗り換えや買い増しの場合にはバラ完も選択肢の一つに選んでいただきたいところです。
続いてGIANT PROPEL ADVANCED PRO 2024(フレーム価格:330,000円)の場合。
こちらも完成車販売されているPROPEL ADVANCED PRO 1 2025(869,000円)と同じスペックで計算すると…
コンポ(アルテグラDi2):約32万2千円
ホイール周り:約23万6千円
コクピット周り:約6万9千円
サドル:1万1千円
工賃:約4万円合計→約100万円!


完成車価格が高い車体ほど、バラ完でパーツを選んでいった方が余分な出費が少なくなりそうですね。
最後はRIDLEY FENIX SLiC 2024 (フレーム価格:352,000円)
このモデルは専用のステム一体型ハンドルがフレームに付属しているのが特徴です。
FENIX SLiCは完成車販売されていないモデルの為、当店オリジナルスペックで完成車金額を算出してみました。
コンポ(105Di2):約23万5千円
ホイール周り:約5万円(SHIMANO WH-RS171)
サドル周り:2万1千円
工賃:約4万円合計→約70万円!
となりました。
あくまでも参考価格ですので、例えば最初からカーボンホイールで組みたい!とかコンポはアルテグラやデュラエースで組みたい!というご希望があればそれに合わせた見積もりを作成いたしますので、是非ご検討いただければと思います。
今回ご紹介した3種類のフレームはカタログ落ちしているカラー・モデルとなるためセール価格にて販売しております。
上記で算出した金額よりもさらにお得に完成車へと組み立てることができますので、是非店頭でお確かめください(^ ^)/
もちろん、2026年モデルのバラ完も承っておりますので、気になるフレームがあればスタッフまでお気軽にお問い合わせください!