まずはフレームをご覧ください。往年のフォルムをそのまま踏襲しています。
そして私(ナカムラ:52歳)の昔話を。(長話しになります。ご了承ください)
自転車に興味を持ち始めたのが中学生の頃で、初めてロードバイクを購入したのが高校1年の夏(1985年)でした。
その当時のロードレーサーは”クロームモリブデン鋼”のパイプを溶接して作る”クロモリフレーム”がメインで、クロモリパイプの中でメーカー(COLOMBUSや石渡、丹下など)や、種類(プレーン、バテット、ダブルバテット(パイプの内径が薄くなる)などを選択して、フレームビルダーによって制作されるものでした。
自転車店(一般の自転車店と異なるスポーツ用自転車専門店)に行って、予算や使用目的などをスタッフと話して、適正なサイズを決めて、2~3か月待って、自転車が納車されます。(ナカムラは作業工賃をケチって、フレームと部品、工具(ホイール振れ取り台など)を購入して、自分で組立(ホイール組みも)を行いました(※組立方法はサイクルスポーツ誌の組立マニュアルを参考にしました。)。その結果・・・自分が自転車店のスタッフになってました(笑))
それから35年以上が経ち、フレーム素材はアルミからチタン、カーボンなど進化して、シフトもWレバーから、SIS,STIそしてDi2に変化、ブレーキもキャリパーからいよいよディスクブレーキが前提になってきましたが、50歳を超えた”おじさん”としては、少し進化に”疲れて”しまっています。
(※注:現在の最先端技術の否定ではありません。実際にカーボンフレーム&DURA-ACE Di2&チューブレスカーボンホイールも楽しんでいます。)
たぶん、この歳になると昔の物が”安心”して”落ち着く”のだと思います。
さて、話は大きく脱線しましたが、今回入荷のSILKロードフレーム、制作は埼玉の”絹自転車製作所”で、代表は数多くの自転車を発明、商品化した荒井正氏がフレーム制作、塗装を行っています。
http://www.silkcycle.com/ ※ホームページは現在制作中です・・
https://www.facebook.com/SilkCycles/ シルクサイクルFaceBook
https://funq.jp/bicycle-club/article/550421/ バイシクルクラブの紹介ページ
制作そのものは、私が高校生の頃制作したフレームとほぼ同じ内容で造られています。
また、フレームはご注文をいただいてからの制作になりますので、サイズオーダーも承ることができます。(オーダー方法は2通り、既存のサイズ表の中から選択(無料)と、フィッティングを行い、トップチューブ、ダウンチューブ、ヘッドチューブの長さなどをすべてオーダーする方法(フィッティングは別料金))
カラーもご注文後からの塗装ですので、オーダーカラーで塗装いたします。(ご希望のカラー見本をお持ちください。※ただし、スタッフが見本を見ながらアナログで塗料を調合しますので、まったく同じカラーでは無いことを予めご了承ください)
現在、完成車販売に向けて、組立を進めて参りますので、ご興味のある方はぜひスタッフまでお尋ねください。
SILK クロモリロードフレーム ¥132,000(税込)~
(写真フレームは上記価格になります)
納期:ご注文から4~5か月になります。ご了承ください。
(追伸)ナカムラの私物のクロモリフレーム完成車を用意しておりますので、乗車フィーリングなどを確認した方は、ご連絡をお願いします。(ちなみにこのフレームは23歳の頃(1992年)、以前の職場の入社記念で制作たものです。)